続100冊読み聞かせプロジェクト200
【絵本読み聞かせ200 Vol.3】
121.「あっちゃんあがつく たべものあいうえお」
みねよう/原案 さいとうしのぶ/作 2001年 リーブル
言葉遊びでテンポよく「あいうえお」を覚えるのにオススメな絵本。絵もとても可愛らしくです。うちの子は好きな食べ物のページは繰り返し開いて読んでいました。
122.「だれのパンツ?」
シゲリカツヒコ/作 2019年 KADOKAWA
シゲリカツヒコ作品は「大名行列」で知り、こちらを借りました。タロウが団地の公園で遊んでいると、上からトラ柄の巨大なパンツが降ってくる。そのパンツを届けようと団地に入っていくと、そこは不思議な世界。
123.「おもちのきもち 」
我が家はお餅が大好きですが、お餅の気持ちは考えたことがなかった。最後のオチはお餅ならではです。お餅が食べたくなる作品でした。
124.「グリーンマントのピーマンマン」
さくらともこ/作 中村景児/絵 1983年 岩崎書店
子どもの嫌いな食べ物ランキングでいつも上位なピーマン。うちの子も苦手ですが、そんなピーマンにスポットを当てた絵本。これをきっかけにちょっとピーマンに前向きになった我が子でした。
125.「こうじげんばのいちねん」
2012年 学研
学研の「いちにち・いちねん」シリーズ。探し出す絵本は子どもも大人も本当に楽しめますよね。同じシリーズの「どうぶつえんのいちにち」は、子どもが気に入ったので買いました。「くうこうのいちにち」も借りて読みました。子どもと一緒に探しながら楽しめます。
126.「てじな」
土屋富士夫/作 2007年 福音館書店
「あんどら、いんどら、うんどら!」。読み聞かせで子どもと一緒にこのセリフを言うのが楽しいです。こういう仕掛け絵本は子どもも大好きですね。土屋作品は、以前に紹介した「もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう」が本当にオススメです。
127.「きょうふのおばけパンツ」
アーロン・レイノルズ/作 ピーター・ブラウン/絵 中川ひろたか/訳
2018年 学研
「きょうふのおばけにんじん」に次作品。ちょっと怖い絵本は、子どもが恐る恐るしながらもワクワクして聞いています。この作品も面白かったそうで、繰り返し読み聞かせました。
128.「ポチポチのとしょかん」
井川ゆり子/作 2003年 文溪社
「ポチポチ」シリーズ。ポチポチが連れて行ってくれた図書館は動物たちの図書館。色んな動物たちは各々の絵本に夢中。そしてポチポチが開いた絵本から煙がモクモク出たと思ったら、動物たちが人間に様変わり。でもそれは夢だったよう...。
129.「ながーい5ふん、みじかい5ふん」
リズ・ガートン・スキャンロン、オードリー・ヴァーニック/文
オリヴィエ・タレック/絵 木坂涼/訳 2019年 光村教育図書
長ーく感じる5分、短く感じる5分、5分にも色々。楽しい5分はもっと続いてほしいし、つまらない5分はすぐに終わってほしい。うちの子も帰る前の公園での5分、好きなメディアの残り5分が過ぎると「もうちょっと」ってお願いしてきます。
130.「トランキラ・トランペルトロイ がんばりやのかめ」
ミヒャエル・エンデ/著 ごとうえみこ/訳 1987年 ほるぷ出版
「モモ」の著者として有名なエンデの絵本1作目。カメのトランペルロイはライオンの王レオ28世の結婚式に参加しようと向かいます。しかし足の遅いトランペルトロイの姿を見た動物たちが諦めるよう横やりを入れてきます。それでもトランペルトロイは結婚式に参加する決心が揺らぐことなく歩き続けます。途中、王レオ28世の訃報を聞くも、彼は諦めず歩き続けた結果、レオ29世の結婚式に参加することが出来ました。ちょっと子どもにはまだ難しいですが、大人はハッとさせられるかも。カメのように一歩一歩は遅いかもしれないけれど、信念を曲げず、目標や夢を目指して諦めることなく継続し続けること。この絵本から教えられます。