続100冊絵本読み聞かせプロジェクト200
【絵本読み聞かせ200 Vol.8】
171.「ワララちゃんのおるすばん」
こいでなつこ/作 佼成出版社 2013年
女の子のワニ、ワララちゃんはお母さんの買い物のため家でひとりお留守番。訪問者をのぞき穴から見ると歯が鋭かったり、爪が長かったりでワララちゃんは怖くて出られません。ようやくお母さんが帰って一安心。大量のドーナツを作って食べようとしていると、また訪問者たちが来て一緒に食べることに。すると怖がっていたのは町の住人たちだったと気づき、さらにワララちゃんは安心。絵の色使いがきれいで、うちの子はとても気に入っていました。
172.「チュッパカホワホワ」
こいでなつこ/作 あかね書房 2014年
チュッパカホワホワというタイトルが「?」という感じでしたが、読むとザリガニの子ザリチが子どもの頃から大切にしているタオルのことでした。ザリチがおじいちゃんの家に泊まりに行く道中、困っている人を助けるためチュッパカホワホワがどんどん小さくなってしまいます。心優しいザリチの姿が微笑ましいです。
173.「ぼくらちきゅうじんだいひょう!」
くすのきしげのり/作、よしながこうたく/絵
講談社 2015年
楽しみにしていた遠足の日、先生に町の人に出会ったら「小学校代表のつもりで行動するように」と言われます。でも子どもたちは、もし宇宙人に出会ったら地球人代表のつもりで行動!? スケール大き過ぎと思いつつも、コミカルな絵とともに楽しく子どもと読みました。
174.「おしりたんてい ププッきえたお弁当のなぞ!」
トロル/作・絵 ポプラ社 2014年
おしりたんていシリーズ4作目作品。列車で旅に出かけるおしりたんてい。その列車内で乗客のお弁当が次々になくなってしまう事件が起こります。謎事件も今回もおしりたんていが名推理を働かせ、犯人を確保。
175.「おしりたんてい ププッおしりたんていがふたりいる!?」
トロル/作・絵 ポプラ社 2016年
タウンフェスティバルの会場にもう一人のおしりたんていが!犯人は一体誰なのか!?迷路や絵探しなどおしりたんていシリーズは絵本の話以外も楽しめるところがあって、子どもは楽しんでいます。相変わらずテレビシリーズを最初に見たせいか、話さないブラウンに馴染めないところがありますが、面白い作品でした。
176.「パズルでめぐる海底の旅」
アレクサンドラ・アーティーモウスカ/作・絵 清水玲奈/訳
エクスナレッジ 2019年
色鮮やかな海底の世界に引き込まれながら、迷路や間違い探しに子どもは夢中になっていました。シリーズで他にもあるようなので、それも見てみたいと思える作品でした。
177.「ちびうそくん」
カワウソのちびうそくんがとても可愛く、途中に出てくる友達のカモノハシのかものくんとのやりとりが和みます。
178.「おかしのまち」
青山邦彦/作 フレーベル館 2015年
とある町にあるお菓子屋さん、そこに住み着く小人のブラウニーたちのお話。お菓子屋の主人が寝静まる中、ブラウニーたちはお菓子で立派なお城や家を作ってしまいます。それらをお店に出したら大評判。こんなお菓子のお店があったら子どもに一緒に行きたいものです。
179.「おにぎりにはいりたいやつよっといで」
おにぎりの気持ちが描かれるという異色さと岡田ワールドに外せない関西弁がとても面白い作品。おにぎりたちが中に入れる具材を求めていく中で、色々な具材がおにぎりに入りたがるやり取りが愉快でした。
180.「ほげちゃんとおともだち」
やぎたみこ/作 偕成社 2020年
ほげちゃんシリーズ3作目。ほげちゃんのなんとも言えないキモキャラと腹黒いブラックさが好きで子どもに読み聞かせながら大人の私もほげちゃんが好きになります。今回も人間がいなくなるとほげちゃんの破天荒ぶりと純粋さが微笑ましくありました。