Pastor-K blog

気ままにアウトプットしたいことを書くブログです。

続100冊読み聞かせプロジェクト200

【絵本読み聞かせ200 Vol.10

 

191.「キャベツがたべたいのです」

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シゲタサヤカ/著 教育画劇 2011年

サナギの頃に食べたキャベツが忘れられない蝶々たち。蝶々の気持ちなんて分からないですが、私たちが実家の味を思い出すよう蝶々も懐かしく思うんだろうなというユーモアが面白いです。シゲタサヤカさんの絵本は子どもも私も少し時間が経ってから、また読み返してしまうほど好きな作品です。

 

192.「おいしいぼうし」

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シゲタサヤカ/著 教育画劇 2013年

プリンのキャラメル部分が帽子って...。凄いところに着眼点を持つもんだなぁと感心させられますが、絵本もクスクスっと笑える内容で子どもと楽しく読ませてもらいました。確かにあのキャラメルの帽子のところって、たまらなく美味しい。おじいさんとおばあさんの気持ち分かります!でもあのプリンのいい感じなかわいそう感がたまりません。

 

193.「うしろのダメラ」

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あきやまただし/著 ハッピーオウル社 2013年

ダメラは自分がダメな怪獣と思い込んでいる少年。だから彼は自分が知られないようにしている。でもそんなふうに思い込んでいるのはダメラ自身。案外やってみるとダメラは他の子よりもうんと優っていた。この絵本を読みながら、子どもの頃に周りと比べて自信がなく、やらない、チャレンジしないなんて経験は誰でもあるはず。比べないで結果はどうあれ自信を持ってやってみること、自分も子どもにも。そんなふうに思わされた絵本です。

 

194.「はやくちことばでおでんもおんせん」

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川北亮司/文、飯野和好/絵 くもん出版 2017年

おでんキャラたちが温泉で早口言葉をテンポよく繰り広げ、それが心地良いです。温泉がいい出汁が出ているように、おでんキャラたちもいい味を出しています。子どもにとって、言葉遊びの中で読む力も楽しく身につけていけるのがいいですね。

 

195.「へんしんトイレ」

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あきやまただし/著 金の星社 2005年

へんしんシリーズは言葉遊びが面白いです。中には無茶なへんしん言葉だなぁと思ってしまいますが、子どもは楽しく聞いていて、「また読んで〜」と繰り返しやすい絵本です。

 

196.「ふしぎなナイフ」

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中村牧江林健造/作、福田隆義/絵 福音館書店 1997年

ナイフがねじれたり、割れたり、折れたり、膨らんだり、縮んだり、次々に形を変えていくシンプルな絵本です。でもなんか楽しいのでしょう。「また読んで〜」とウチの子どもは興味津々でした。

 

197.「ほこほこのがっこう」

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ザ・キャビンカンパニー/作・絵 小学館 2015年

100年以上も廃校になっている学校に通うほこりおばけの「ほこほこ」たち。授業でゼリーをみんなで作ることに、なんだか楽しそうなほこほこたちにほのぼのとさせられます。

 

198.「たこやきようちえん たのしいえんそく」

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さいとうしのぶ/著 ポプラ社 2010年

たこやき幼稚園の子たこやきたちがとっても可愛いです。みんなで楽しみにしていた動物園に遠足に出掛けますが、ころちゃんが迷子に。絵本を読みながら、子どもがいった遠足の話で盛り上がりました。

 

199.「よるだけパンダ」

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大塚健太/著、くさかみなこ/イラスト 小学館 2017年

動物園で人気者のパンダ。でも夜には寝てしまって動物園側はどうにかしたい。「そうだ、パンダスーツを他の動物に着せてパンダになってもらおう!」という無茶ぶり。最初はカバが夜だけなりきりパンダ。羨ましい他の動物たちも順番にパンダスーツでなりきりパンダ。そのパンダの無機質感がまた堪らなくいいです。

 

200.「えんとつ町のプペル

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にしのあきひろ/著 幻冬舎 2016年

映画化もされた「えんとつ町のプペル」。さすがに分量も子どもにはまだ多過ぎましたが、本当に素晴らしい絵本だと思います。特にこのような夢を追うことに蓋をしてしまいがちな社会と個人に対し、訴えかける絵本。映画も観てみたくなりました。